
こんにちは、イチです。
スマホとパソコンさえあれば誰でも始められるAmazonを使ったせどりですが、新品・中古を問わずAmazonでモノを販売するには出品者(セラー)としての登録が必要です。
むずかしいことはありませんし、パソコン操作に慣れていない方でも30分もあれば完了します。
今日はAmazonの出品者アカウントの作り方を、実際のPC画面を見ながら進めていきましょう。
出品者アカウント作成のために用意するもの
登録する前に必要となるものを手元に用意しておきましょう。
用意するものは、
●パソコン(スマホ・タブレットでもOK)
●クレジットカード or デビットカード
この2つだけです。
スマートフォンでも登録はできますが、Amazonのスマホ向けサイトからは出品者アカウントの作成ができません。
PC版サイトから手続きを行う必要があるため、文字が見やすく入力もしやすいパソコンかタブレットでの登録をおすすめします。
(購入者アカウントの作成はスマホだけでも可能です。)
出品者アカウント作成の具体的な手順
①【購入者アカウントを持っていない場合】Amazonのアカウントを作成
購入者としてのAmazonアカウントを持っていない方は、出品者アカウントの前にまずは購入者アカウントを作る必要があります。
購入者アカウントをお持ちの方は、この項目を飛ばして ②出品者アカウントの作成 から進めていきましょう。
1) 新規登録
まずGoogleやYahoo!の検索窓に「アマゾン 公式」と入力して、Amazonの公式サイトを開きます。
すると、このような画面になりますので、右上の「新規登録はこちら」をクリックします。
2) 必要情報の入力
名前やEメールアドレス、パスワードの登録を求められますのですべて入力し、いちばん下の「Amazonアカウントを作成」をクリックします。
3) アカウント確認用のコードを入力
登録したEメールアドレス宛にアカウント確認用のコードが届きます。
差出人が「Amazon」、タイトルが「新しいAmazonアカウントを確認します」となっています。
このメールを開き、6桁の数字を確認し、再び入力作業中のAmazonの画面に戻り「コードを入力」の欄に入力します。
4) 購入者アカウントの作成完了
いちばん上の右手に先ほど入力したあなたの名前が表示されていれば、購入者アカウントが無事作成できたことになります。
②出品者アカウントの作成
ここまではスマートフォンだけでもできますが、ここから先の出品者アカウントの作成はパソコンがタブレットで進めていきましょう。
1) 「アカウントサービス」に進む
先ほどの手順で作った購入者アカウントでログインしたまま、名前のすぐ下にある「アカウント&リスト」のところをクリックします。
するとポップアップメニューが表示されますので、右側いちばん上の「アカウントサービス」をクリックします。
2)「出品サービスアカウント」に進む
真ん中の下の方に「その他のアカウント」→「出品サービスアカウント」をクリックします。
3) 出品者アカウントの作成に進む
上のような画面になりますので、左側の「さっそく始める」をクリックします。
「大口出品」と「小口出品」
なお、Amazonの出品アカウントには「大口出品」と「小口出品」の2種類あります。
それぞれの違いを簡単に説明すると、
【大口出品】月額料金がかかるが、個別の手数料がかからない
【小口出品】月額料金はかからないが、注文1件ごとに100円の手数料を徴収される
売上げ少ないうちは小口出品のほうが手数料が割安になりますが、小口出品では、
●カートボックス獲得の権利がない
●決済方法が限定される
●配達方法が選択できない
など、お客さんに買ってもらいづらい状況となってしまいます。
また、大口出品の月額料金は4,900円(+消費税)ですので、単純に計算しても ひと月に50個以上 の注文が入るようなら 大口出品のほうが手数料が割安 になります。
月50個 ≒ 一日1~2個の注文ならせどり初心者さんでも簡単に達成できますので、ここは初めから「大口出品」で登録しましょう。
4) 出品用アカウントの設定
① 「日本」のままでOKです。
② 法人で登録する場合は登記上の法人名を、個人で登録する場合は戸籍と同じ本名を入力します。
これは「特定商取引法」という法律によって会社名・氏名の開示が義務づけられている項目ですので、正しい情報を入力しましょう。
①と②を入力したら、「次へ」をクリックします。
5) 店舗情報の入力
①「店舗名」の欄にAmazonマーケットプレイスで表示される店舗名を入力します。
店舗名は「○○ちゃんストア」といった柔らかすぎる名前や「ABC superdiscount」といった読みづらい名前は避け、「東京マーケット本店」「関西商店」「九州ECサービス」といった 読みやすく、目に付きやすい名前にしましょう。
②住所を入力します。
③この後の工程でワンタイムパスワードを使いますので、ワンタイムパスワードの受信方法を選択します。
④電話番号を入力します。
固定電話、携帯電話どちらでも構いません。
ここに携帯電話の番号を入力した方は、③を「SMS(テキストメッセージ)」にすると6桁のコードがテキストで残るので、聞き漏れなどがなくスムーズに作業を進められます。
⑤ ①から④すべてに入力し終わったら、「すぐにSMSを受信する」をクリックします。
6) ワンタイムパスワードの入力
スマホにSMSで送られてきた6桁のワンタイムパスワードをPCに入力し、「検証」をクリックします。
7) 運営責任者を入力
先ほどの画面の下のほうに「運営責任者名」というボックスが新たに表示されました。
ここにAmazonマーケットプレイスで営業活動を行う上での責任者の名前を入力します。
個人の方は基本的に自分の名前になりますが、家族の名前でも構いません。
入力したら「次へ」をクリックします。
8) クレジットカード・デビットカードの情報を入力
①にカード番号、有効期限、所有者の名前を入力します。
クレジットカードを持っていない方は、デビットカードでも登録可能ですが、どちらも持っていない方はクレジットカードを作ることをおすすめします。
理由は、クレジットカードは即日発行できるものがありますが、デビットカードは最短でも1週間、平均して2~3週間前後かかるからです。
その間は出品作業ができないので、仕入れた商品が値下がりするなどのリスクが高まります。
ですので、どちらのカードも持っていない場合はクレジットカードを作りましょう。
すでにカードを持っていて①の入力が完了した方は、②「次へ」をクリックします。
9) 商品情報の入力
この項目はそれほど重要ではありませんので、「こんな感じかな」というところにチェックを入れて「次へ」をクリックします。
10) 出品カテゴリーの選択
9)と同じく、ここも重要ではありません。
商品をまだ仕入れていない人が多いでしょうから、いちばん上の「省略する」を「クリックしましょう。
ここで登録しなかった商品を出品できないといったことはありませんので、ご安心ください。
11) 2段階認証の設定
10)の「省略する」をクリックすると、「2段階認証を設定する」のボタンが表示されますので、これをクリックします。
2段階認証の方法を選択します。
SMSや通話など電話を使うか、認証アプリを使うかが選べます。
この後「2番目の2段階認証を追加する」という工程があり、サブの認証方法の登録も求められるので、どちらを選んでもOKです。
今回は、①スマートフォン(電話番号) で ②テキストメッセージ(SMS) を選択しました。
ですので、③に電話番号を入力します。
すべての選択と入力が完了したら、いちばん下の「ワンタイムパスワードを送信」をクリックします。
「ワンタイムパスワードを送信」をクリックすると、店舗情報を入力し終わった後と同じくスマホにAmazonからのSMSが届きます。
そのSMSに記された6桁の数字を入力し、「ワンタイムパスワードを確認して続行」をクリックします。
12) 認証アプリをダウンロード
次に「2番目の2段階認証を追加する」という画面に移ります。
先ほどは電話によるワンタイムパスワード受信を選択したので、ここでは「認証アプリ」に設定します。
まず、お持ちのスマートフォンで、Androidの方は「Google Play」で、iPhoneの方は「App Store」で検索窓に「認証アプリ」と入力してみましょう。
すると『Google Authenticator』(または『Google認証システム』)というアプリが表示されますので、こちらをダウンロードします。
アプリを開いたら、いちばん下の「設定を開始」→「バーコードをスキャン」の順にタップします。
「バーコードをスキャン」をタップすると自動的にカメラが起動しますので、先ほどパソコンの画面で表示されたQRコードにスマホのカメラを近づけます。
すると、スマホの認証アプリに6桁のワンタイムパスワードが表示されますので、それをQRコード下のボックスに入力し「ワンタイムパスワードを確認して続行」をクリックします。
もう少しで終わりです。
Amazonアカウントに限ったことではありませんが、サイトなどにログインする際はできるだけ安全な手段を選びましょう。
今回のAmazonアカウントでは、購入者・出品者のいずれも2段階認証を利用してログインするように設定しましたので、これからもより安全な2段階認証を使ってログインするようにしましょう。
ですので、ここでは「このブラウザではワンタイムパスワードを必要としない」にチェック入れず、そのまま「わかりました。2段階認証を有効にする」をクリックします。
13) 出品者アカウントの作成完了
おつかれさまでした!
この画面になったら無事出品者アカウントの作成は完了です。
僕は今回の一連のアカウント作成がせどりを始めたとき以来だったのですが、6~7年ぶりにやってもおよそ30分ほどで終えることができました。
ですので、購入者としてAmazonを使っている方も同じくらいの時間で終えることができると思いますし、Amazonをまったく使ったことがない方でも30分を多少オーバーするくらいで終わるのではないか、と考えています。
これで出品者アカウントもできましたので、あとは商品を仕入れて出品するのみですね!
パソコン作業に慣れていない方は疲れたと思いますが、ここから先に「せどりのおもしろさ」が待っているので、今日はゆっくり休んでまた明日から気持ちを切り替えてせどりを楽しんでいきましょう ^^
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