
こんにちは、イチです。
最近はサラリーマンの副業に関するニュースをよく目にするようになりました。
むしろ副業を推奨している会社もあるようで、20年前では考えられない状況ですね。
政府が「働き方改革」を謳い副業を奨励していることからも、時代が変わっているがわかります。
しかし、僕の友人などからは「副業やってるよ」という話を聞いたことがありません。
サラリーマンの方は本当に副業をやっているんでしょうか!?
さまざまなデータを分析して探ってみました。
目 次
副業をしている会社員の割合は?
2017年に行われたある調査によると、「本業」のほかに副業もしている会社員の割合は 16.7% で、およそ5人に1人はすでに副業をしていることがわかりました。
僕が思っていた以上に多くの人が副業をしていて、結構驚きました。
2年前でこの数字なので、2019年になった現在はもっと多くの人が副業を始めているかもしれませんね。
さらに驚いたのが、「これから副業をしたい」と答えた人は 41.7% にも上ったそうで、「副業をしている」「副業をしたい」を合わせると、実に6割近い会社員の方が副業に関心を持っているんですね!
くり返しになりますが、想像以上の数字に驚きました。
ここ数年は、コニカミノルタ、サイバーエージェント、日本オラクル、リクルート、パソナ、富士通といった名だたる大企業も副業を認めているので、当然といったら当然の数字なのかもしれません。
職種もさまざま! サラリーマンの副業
では、副業にはどんな仕事があるのでしょうか?
真っ先に思い浮かぶのはやっぱり実労働・アルバイトだと思います。
土日休みの会社だったらどちらか一日(あるいは両日)数時間だけ働くだけでも月数万円の収入になるので、ちょっとした運動も兼ねて働いている方も多いことでしょう。
僕の叔父も、近所にあるバス会社で車庫に帰ってきた車両の洗車と車内清掃をして、収入を増やしていました。
叔父の場合は主に平日の夜にやっていたようで、本業の外回りの最中に仮眠をとっていたそうです(笑)
僕がたまに行くダイニングバーにも週末だけカウンターに立っている男性がいて、聞くと平日は小売店で接客をしているとのこと。
先ほどは「僕の周りには副業をやっている人はいない」と書きましたが、こうして思い返してみると結構いますね(笑)
他にも最近では、好きな時間に好きな場所で、自分の予定に合わせて依頼を選ぶことができる『ウーバーイーツ』や『PickGo(ピックゴー)』といった配達系の仕事もあります。
特に『PickGo』は月に30万円稼ぐ人もいるというのをニュースで見たことがあるので、副業として申し分なさそうですね。
「労働力」をお金に換える人もいれば、自分の「スキル」や「知識」をお金に換える人もいます。
記事のライティングやホームページの作成を個人で請け負っている人も多く、『クラウドワークス』や『ランサーズ』には「二足のわらじ」を履きこなして仕事をしている人も多く見られます。
僕も以前『クラウドワークス』でライティングを頼んだ相手に「平日は会社に勤めているので、1週間ほど時間をください」と言われたことがありました。
特別急いでいたわけでもなかったのでOKを出しましたが、その方の記事のクオリティが満足できるものだったので、その後も何度か仕事をお願いしました。
そう思わせたのもやはりその方に「スキル」や「センス」があったからだと思います。
また、この前テレビで「マッチョ派遣」なるものがあるのを初めて知りました。
筋肉自慢の男性をイベントなどに派遣するサービスのようで、登録者も数百人いるんだとか!
1回のイベントで1~3万円のギャラを貰えるとのことなので、筋トレ好きの人にはたまらない副業かもしれません(笑)
と、ここで単純な疑問。
マッチョ派遣は、「労働力」「スキル」「知識」のどれを提供していることになるんでしょうか!?
んーん、どれにも当てはまらなそう…
「筋肉そのものに価値があるんだ!」ってこと???
お金でお金を増やしている人も
自分の身体や時間を使わずお金に働いてもらっている人もいます。
株・FXや、ここ数年話題の仮想通貨といった「投資」がわかりやすいでしょう。
短期的にも長期的にも資産を増やすチャンスがあり、また運用額が一定の範囲以内なら非課税になる「NISA」を活用できることもあってサラリーマン投資家も増えてきています。
他にも、「サラリーマン大家さん」として不動産業を営んでいる人もいるでしょう。
物件の管理や入居者の募集などもあるので完全な不労収入とまではいきませんが、上の項で取り上げた実労働よりは「仕事の手離れ」がいいですし、物件そのものに大きな金銭的価値があるので、不動産賃貸も「お金に働いてもらっている」投資の一つと見ることができるのではないでしょうか。
僕も「不動産オーナー」には憧れますね。
自分でビジネスをする人も増加中
企業に労働力やスキルを提供するのではなく、お客さんに直接価値を提供する人も増えました。
インターネットを使って日本中どころか世界中の人と繋がれる時代になり、個人でもビジネスができる環境が整っていますからね。
アフィリエイトやネットショップの運営などがこれに該当します。
「アフィリエイトがビジネスだって?」と思う方もいるでしょう。
しかし、
①ユーザーにサイト(お店)を訪れてもらって、
②自分が書いた文章を読んでもらい、
③有益な情報を提供して、
④商品を買ってもらう
というステップは、リアルのビジネスでも同じではないでしょうか?
そういう視点で見ると、アフィリエイトも立派なビジネスです。
また、僕の知っている人で会社員をしながらバーベキューイベントを主催し、月に100万円以上の売上げをあげている人もいます。
パートさんを雇って会場や飲食物の手配をしてもらい、その人は告知用サイトのメンテナンスと入金の確認をするだけなので、先ほどの不動産賃貸と同じように「仕事の手離れ」が良いそうです。
アフィリエイトもイベント運営も、ネットを十分活用している例と言えるでしょう。
今の時代はやっぱり、インターネットやSNSを使いこなせる人が成果を出しやすいですし、逆に言うと使いこなせさえすれば誰でも成果を出せるのです。
僕も副業から起業したわけですが、ネットがなければそれも叶いませんでしたから「この時代に生まれてよかった」と思っています。
時代が違っていたら、たぶん年単位でしばらくトリプルワークを続けなければいけなかったでしょうから。
「副業」はこれからの必須科目
僕も知らない副業がまだまだいろいろとあると思います。
それぞれに一長一短がありますから、「気になっているけど副業はまだ」という方は、まずは気になったものから始めてみてはいかがでしょうか?
それに、「やりくりをうまくやれば、本業の収入だけでやっていけるよ」という人だっているでしょうから、みんなが副業で収入を増やさなければいけないというわけでもないんでしょう。
しかし、いま収入が十分ある人でも、これからの時代「副業」は避けては通れない道となりつつあるようです。
その理由については3つの視点からまとめられますが、今日は長くなりましたので、日を改めてお伝えします。
きっとある種の「危機感」を覚えると思います。
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